★演目★

 

〜第一部〜

---【10時台】---

1 春興 shunkyo

「春興・・・春の楽しみ」。春の明るさ・喜びを、箏の高音と低音、尺八の三部合奏でお届けします。(久本玄智作曲)

 

2 三弦 茶音頭 tyaondo

茶の湯のお手前の伴奏としてもよく演奏される曲。茶の湯の道具や茶室の名前にかけて、男女の仲が長く続くように(茶釜の湯のように冷めないで、茶釜を釣った鎖のように、強く末永く続きますように)と歌った曲です。(菊岡検校作曲)

 

---【11時台】---

3 信濃路 shinanozi

和歌二首をそれぞれ歌詞とする“千曲川”“遠山の”の二曲をもって信濃路と名付けられた曲。心の中の信濃路の情景が浮かんできます。 (唯是震一作曲)

 

4 子ども曲 kodomokyoku

5人の小学生が、一人ずつ童謡を弾きながら歌います。(ゆうやけこやけ・かえるの合唱・やぎさんゆうびん・かごめかごめ・きらきら星)

 

5 二つの舞曲 サラバンド・ブーレ hutatunobukyoku

17〜18世紀にヨーロッパ宮廷で流行した「サラバンド」「ブーレ」という二つの舞曲のスタイルで作曲された、箏と十七弦による四重奏曲。西洋の古典舞曲の響きと箏の音色の融合をお楽しみください。(中島靖子作曲)

 

6 時鳥の曲 hototogisunokyoku

作曲者の楯山登は、この曲をつくるために、ホトトギスの名所を巡り何日も山にこもってその声を研究したと言われています。ホトトギスの鳴き声が聞こえてきます。(楯山登作曲)

 

---【12時台】---

7 春の栄 harunosakae

昭和33年に作曲された、透明感のあるきれいな曲。(中村双葉作曲)

 

8 早春譜 sousyunhu

おなじみの「春は名のみの〜」ではじまる唱歌ではなく、山田流謡物風の、箏・三弦・尺八の合奏曲です。(斉藤松声作曲)

 

9 信濃の抒情 shinanonozyozyo

信濃の民謡を取り入れた曲。よく知られた「木曽のナァ 中のりさん」のフシが聞こえてきます。(平井康三郎作曲)

 

〜第二部〜

ごあいさつ

唯是震一・松井雅二美・昇格者一同

 

---【13時台】---

1 准師範披露曲 松虫 matsumushi

虫の音に亡き友を偲んで踊り、暁とともに名残を惜しみつつ姿をかくすという、謡曲「松虫」の最後の部分を詞として、日本放送協会の委嘱により作曲されたもの。松虫は、現代のスズムシのこと。(唯是震一作曲)

 

2 師範披露曲 虫の武蔵野 mushinomusashino

武蔵野のあちこちで、いろいろな種類の虫が鳴いているような曲。
箏・三弦・尺八による、虫の音の描写をお楽しみください。(宮城道雄作曲)

 

---【14時台】---

3 大師範披露曲 御山獅子 miyamazishi

伊勢の神路山をめぐる名所を四季に詠んだ歌詞を題材として作曲されたもの。獅子舞の気分にあふれた、華やかな味わいのある曲です。(菊岡検校/三弦原作・作曲  八重崎検校/箏手附・作曲)

 

4 黒髪 kurokami

唯是震一・松井雅二美・熊野雅楽芙蓉

地唄の代表的な名曲で、ドラマや小説の中でもよく演奏されている恋の歌。(恋出市十郎作曲)

 

5 特別演奏 水の変態 mizunohentai

唯是震一・奥田雅楽之一

宮城道雄が数え年16歳のときに初めて作曲した曲で、最高傑作のひとつ。歌詞の内容は、水が、霧・霰・雲・露・雨・霜・雪と様々に姿を変える様子を七首の短歌に詠み込んだもの。(宮城道雄作曲)

 

---【15時台】---

6 合奏協奏曲第六番 gassoukyousoukyokudairokuban

1965年NHK委嘱作品。箏3パート&尺八2パート&十七弦の、全6パートの大編成で、まるでオーケストラのような迫力のある演奏です。(唯是震一作曲)

 

7 牡丹 botan

牡丹の花びらのはかなさ・散りかたの美しさが、人の生きざまにも通じていると感じさせる曲です。箏2パートと尺八による演奏です。(中島靖子作曲)

 

8 五段砧 godanginuta

秋色をいろどる高箏と、砧の情緒をあらわしている低箏とのかけあいが美しい、有名な曲。(光崎検校作曲)

 

9 梢 kozue

「樹の幹は年とともに衰えても、梢の若芽は老いも若きも皆同じ、ただ違うところは、樹の大きさに比例して視野は広がり根は深くなる」そんな趣旨が込められた曲を、幅広い年齢層の社中全員でダイナミックに演奏します。(松本雅夫作曲)

 


 

 

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